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大須賀淳
2024.12.6 20:14その他ニュース

ハッキングとクラッキング

N国党などが、違法かどうかギリギリの所業を繰り返して選挙を撹乱している模様を「選挙制度のハッキング」と表現しているのを時折見かけます。

 

一方、実は「ハッキング」という言葉のニュアンスはネガティブなものだけではなく、実際にプログラミングなどの分野では、制限時間内に知恵と技術を駆使してモノを作る健全な競技イベントを「ハッカソン」と呼んだりもします。

 

法の想定外のような行いの乱発は、悪意を持ってシステムの破壊などを行う「クラッキング」に近いと言えるでしょう(ニコニコが被害にあったような事例が、クラッキングにあたります)。

 

クラッキングを行う「クラッカー」は、既存の秩序を「壊すこと〝自体〟」で存在を示すので、現在から未来への連続性のために存在する「政治」の場には、根本的に存在させてはならないのです。

 

破壊が目的化した者を国政の中枢に入れないというのは、選挙・議会制度というより、もはや「安全保障」の問題と言えるかもしれません。

 

ところが、クラッカーが外部のコンピュータに侵入することは「不正アクセス禁止法」で取り締まられているのに、国政をクラッキングする輩は「合法」の体で国会内に鎮座しています。

 

以前、いつだったかの公論イベントで宇野常寛さんが「民主主義のバグ」という言葉を使われたと記憶しているのですが、これはまさに民主主義のバグそのものですね。

 

国政をクラッキングする者がとった手段を、しらみ潰しに法規制するのも限界があります。バグとは言え、政界クラッキングモンスターを生み出したのは民主主義そのものなので、それらの狂気はまた大衆の狂気でもあります。

 

この淀みを解消するには、考えれば考えるほどチマチマした「パイの切り分け」は無力で、右脳も左脳も納得する、圧倒的な慶事しか無いでしょう。

 

明日の皇統クラブ活動・成果第一弾「愛子天皇と言える?言えない?」は、まさにその序章となりそうな予感がしています!

 

ご来場の方、会場でお会いしましょう!

大須賀淳

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